50のおっさんが仕事を辞めUターンし故郷で市議選に出てみようかと考える事をつらつら書くブログ

背中を押して欲しくて書くのか、情報が欲しいのか、はたまた止めて欲しいのか。ま、書くことで考えをまとめたい。

会社を辞めることについて

今の会社は誰でも知ってる古い大会社の連結子会社

 

就職氷河期なのに全く就職に興味が無く大学院に行ってみたりやめたり、理系なのに文学部の大学院に入ろうとして挫折したり、教職を志してみたりプログラマーを1年だけやったり、フラフラしてる俺を親が心配し、親戚のコネで入社したのが今の会社。当時25才。

 

叔父が専務だったからさぞ強力なコネでその後有利なのかと思いきや、弊社はここ5年ぐらいはリクナビとかで一般に公募してるものの、それまでは大卒はほぼコネ入社、8〜9割はコネ。コネが当たり前過ぎて叔父さんが元専務程度はゴロゴロしてて特に有利とかはなし。

だけど、コネで押し込まれる人達なんて俺みたくモタモタして就職戦線に乗り損なうとか、他で戦えないイマイチ要領の良くない連中ばかりで..そんなのが大卒の大部分を占めてる辺りが弊社が今競争力の意味で駄目な理由なんだろうなとは思ってる。

親会社から(出世競争から外れ)天下りし降りてくる頭の良い人達がいるからマシとは言え、降りてくる人達は既に退職金や退職までの給与の差額を受け取り済みだから、ウチではリーマン生活の余生でしかないんだけどね..って凄く脱線した。

 

もし、同僚や部下に「会社辞めようと思うんだけど」と相談されたら間違いなく「辞めない方が良い、休職制度とか悪用してでも良いからしがみつけ」って答える。

弊社の悪いとこ、嫌な所は多い。

「ボク判らないので」「前任からそんな事は引き継いでません」そんな事を臆面も言うヤツばかり、巻き込まれて仕事を押し付けられた本来有能な責任感のある人が細かいミスをあげつらわれ批判される。

結果、上手な人は残業なし休暇完全取得で何してるか不明な在宅勤務祭。下手な人は毎月36協定睨みながら残業して「休暇?年に5日取らなきゃ会社が叱られるやつ?」状態。偏りがとにかく酷い。

天下りが減った事で偉くなったプロパー社員はこれまで「仕事が上手くいかないのは現場を判ってない天下り上司のせい」にしてた管理能力のない馬鹿ばかり。

天下り社員も偉くなったプロパー社員も自分の定年逃げ切りだけを目標にして10年どころか5年先すら見ない。

独身の若手は夢を見れずに結構辞めてく。

 

それでも、そんな酷い状況でも福利厚生はぶ厚い。

保険も年金も有利に入れる。

自動車保険も団体割引でかなり安い。

(安全第一を叩き込まれてる事故率の低い層を保険会社も取り込みたい)

毎年少しずつでも必ず給料は上がる。

健康保険組合の付加給付で月に約4万円以上医療費かからん

公的資格の通信教育は受講コンプリートさえすれば全額会社補助

高水準な訳ではないけど業界内比較で決して悪くない賃金+きっちり出る残業代

退職金も普通に40年勤め上げれば2000万前後は貰える

ガソリンスタンドや各種小売店での割引制度すらある

偏りはあるものの基本ホワイト

 

だから、上司は馬鹿ばかりだし、パワハラ上司にさえ当たらず周りを上手くあしらう事さえできればこれ以上の職場はない。だから他人に退職を相談されたら基本全力で止める。

ま、徹底的に善人ばかり(リスクを一切取らない)で客を騙して儲けようとかそんな発想はかけらもない馬鹿ではあるかもしれんけど正直な良い会社でもあるしね。

ちなみにパワハラ上司はしばしば居る。元々仕事できる人が部下を持つと自分に求める水準かそれ以上を部下に求めて潰すケースが多いけど、単にマウンティングで虐め潰す馬鹿もいる。

 

..なんだかなー

書いてて思ったけど、きっと十分に会社の事が嫌になってんだろな。未来も見えんし。

俺は..入社時からパソコン得意で皆に教えたり手伝ったりして回ってたから「あいつに嫌われると困る」立場、労組でも世話役活動が嫌いでは無く社内手広くお世話してたから顔も広く「敵に回すとどこに繋がってるかわからん」立場、仕事でも赤字部署の中でほぼ唯一利益稼いで慢性赤字部署を黒字にしてるのは俺と俺の作ったシステムと俺の部下さんのチーム。カイゼン活動とやらでも俺は社長賞だの本部長賞だのは頂いてる。別に俺が俺がと意識高く前に出てる訳ではなく自分のできる目の前の事を普通にやってたらこうなった。たぶん俺と似た職位の人達からはウザがられてる。なんだこれ自慢か?

ではなくて、こんだけやってても昇進スピードは周りと変わらない。入社が俺より1年早くて1才年下のS君ってのが居るんだけど、彼は性格は良くて現場での仕事はできる。でも調整って事が全く苦手で報連相不足でしょっちゅう納期遅れや客を怒らせたりして上司が謝りに行く羽目に陥る。アラフィフ正社員でそれはないやろ。それでも常に俺の昇進はS君の1年後。入社以来ずっと同じ。評価システムが一切機能していない。

このまま会社に居たとしても、意思決定に関われるようになるのは上手くいってせいぜい定年数年前。「黒字化しなきゃ」で現在若手が全く居ない状況、今居る偉い人が居なくなる数年後にはいよいよ仕事は回らなくなる。そんな時に押し付けられるのも勘弁や。

チャンスが見つけられるなら新たな舞台に出てみたい。

 

 

でも、不摂生な50ちゃいなので福利厚生が後ろ髪を引っ張る(´・ω・`)

 

 

実はこどもの頃からやりたかった

市議選に出てみよう、政治家ってのになろうと思った事について
もちろん最近思いついた訳じゃない。

 

最も古い記憶でいけば中学生の頃か?
今は合併して無くなってしまったけど合併前は山の中にある某町だった。
自衛隊基地の関係で町の収入は悪くなかったらしいけど..
そのせいなのか町長が汚職で逮捕される事件が2回はあったと思う。

全国ニュースでおらが町が連日報道される中で
「いつか町長になって汚職のイメージを無くしたる」なんて事を思った記憶。
それを考えた場所は集落を見渡す丘の上の貯水槽の上。
もちろん立ち入り禁止だけど、あの頃は1人で誰も来ない場所に忍び込んでボーっとするのが好きだった。
お気に入りのすげー良い景色を見ながらそんなことを考えてた思い出。

 

その後も、折に触れ政治を意識しながら育ち(定期的にある与党自民党汚職事件に憤りながら)
ほぼ無職だった23〜24歳頃にも「どうやったら国会議員になれるのか」ってかなり妄想が走り回った時期も。

 

労組時代には身近にいわゆる「組織内議員」って人達と接し、応援したり呑んで話したりしながら想像していたのより結構真面目で真剣な議員活動を見るにつけ
「どうやったら俺も組織内議員ってのになれるんかな」とは思って調べたりしたものの
親会社所属でないと無理っぽいと悟り諦めたり。

 

ま、でも色んな経験を経て今回のタイミングなのかなと。
今50。いつの間にか50。信じられんけど50歳。
次回選挙は53。その次なんて考えてたらまともに動ける年齢じゃなくなっちゃう。

このタイミングで動きたい。

 

 

実家の寺について

実家の寺は、元々先祖代々守ってきたお寺って訳ではなく無住(住職不在)になってた寺に俺の両親が入った形。

 

そもそもお寺だけで食べていける規模ではなく明治以降2回程住職が辞めて出て行くって事があったそうな。
親父は県内の別の市でかなり大きなお寺の三男坊で大学は仏教系を卒業、
祖母はどこかのお寺に婿養子に出すつもりだった。
でも、勝手に結婚相手を連れてきて、しかも相手は耳と足の悪い身体障碍者

(小児麻痺の後遺症。片耳は全く聞こえず、もう片方は補聴器でなんとか。1日の中でも好不調の波があり不調時の電話対応は無理、対面して読唇術で誤魔化してなんとか対応。足は片足の成長が止まって?長さが違うので歩行が不自由)
今から半世紀ちょい前、時代的な偏見もあり大反対でかなり揉めたらしいけれど
最終的に「どこでも良いから2人でお寺に入るなら許す」となり
無住だった今のお寺に入ったそうな。

 

かなり揉めたって話ではあったけど、徐々に関係は修復し
俺が物心つく頃には祖母は結構母親のファンみたいな人になり良い関係になってた。

 

俺は、そんな2人の長男(他に弟と妹)
小さい頃から地域のおっちゃんおばちゃんに大事にされつつ育ったものの
(また住職に出ていかれると大変だから大事にしてくれたのもあるとは思う)
なんとなく理系に進み技術屋として実家から車で90分ぐらいの某政令指定都市にて就職。
寺はなんとなく「仏教系の学校行った弟がやるんじゃね?」とか思ってた。
でも、年に3〜4回程ある大きな法事とか、土日で都合が合う時の葬儀や法事とか
たまたま現住所の近くに住んでる人の月参りは担当してるから寺務はお手伝い程度にはしてる。

 

けど、詳述はしないものの「弟君が跡を継ぐのは無理だね」って事になり
次をどうするのかちゃんと話はしないまま時は経ち両親も既に80歳目前。
母親は、色々ガタはきつつまだ元気なものの
今まで母親の耳や脚を支えてた親父が色々無理になってきた。

頼りにしてた親父に頼れなくなった母親も不安や苛立ちから精神的に弱ってきてる。

 

今まで親父1人でやってた本堂での法事の準備も檀家さんに来てもらってやってる。
土日とか使えるタイミングで俺が帰ってやったりもしてるんだけど。

両親としては
「好きにしたらいい、寺も継ぐ必要はない。寺を出ても構わない。」
とは言うけれど、ホンネは自分たちが半世紀守ってきたお寺を継いで欲しいんだろうなとは思う。

 

嫁さんは「この状態でご両親放置してるのは恥ずかしいから、同居をちゃんと考えないと」とか言ってくれるように。
(普通の嫁さんだったら同居なんか絶対嫌だって言いそうなもんなのに)

 

今の会社に実家から通えるかについては可能。
毎朝6時に家を出てギリ定時出社。
残業は極力控えるようにして19時半頃会社を出れば22:10着の終電で帰れる。
(田舎だから終電早い、いや徒歩5分に駅があるだけ恵まれた田舎)
毎日5時間移動に費やす生活、そして土日は寺務..ちょっときつい。
いや、かなりきつい。
繁忙期には会社の近所で泊まる事になるかも。

 

どうすべかな..と思い悩みつつも時間が進み焦る中
「あれ?もしかしてタイミングは今か?」
と思ったりしたのがこんなブログを立ち上げてみた背景だったりもする。

寺に対する想いだったりとか、俺の宗教心についても書こうかと思ったけれど
書ききれないのでまた改めて。

 

何がしたいのか

この2日間でいくつか記事を更新しました。

だけど書いてる内容って「俺市議やってみたい!」と自分語りばかりかな。

 

もしかして読んでくれてる人が居たとしても「だからなんやねん」って感じなのかもしれんと不安になってきた。

かまってちゃんがかまってもらえずに勝手に不安になってる構図。

全公開はしてるもののどこかにURL流した訳でも無いから当然ではあるんだけれど。

 

「何がしたいのか」

市議として何がしたいのか。

どこかの記事で書いたけど、取ってつけたような薄っぺらい政策をぶちあげて「コレを実現します!」とか、4年の任期で実現できずに嘘になるような事はあんまり打ち出したくない。

(立候補するとしたら打ち出す事にはなるだろうけど)

そんなことより、今後地方は少子高齢化や都市への人口集中により衰退方向で間違いない現実。

そんな中で必ず発生してくる諸問題。

過疎化や税収減による行政サービスの低下、働き手不足、空き家問題等々そこで取らなければいけない各政策の中での取捨選択。そこで現実問題をしっかり見据え、真っ当なおっさんの感性で全体最適化の取れる論者として前向きに議論に参加したい。

今、その市に住んでいる等身大の住民に寄り添ってトラブルや問題を解決する手伝いをすることで、家族を作り安心して子育てができる街の土台作りができるといいなぁ。

 

「何ができるか」

 

何ができるかってたぶん「市議になったら市議の顔ができる」と思う。

これまで「客の前に行けばそれなりに詳しい技術屋の顔」「労組で支部長やる時は執行部にしつこく要求し、組合員に丁寧に説明する支部長の顔」「書記長の時には組織を最優先する書記長の顔」「法話をする時は真剣に宗教を語る仏教者の顔」それぞれ誤魔化しが全く無いとは言わないけど、どれも真面目な顔としてできてるつもりはある。

市議になったら「住民や議会に誠実な面倒見の良い市議の顔」は嘘を交えずできるし役割を全うできると思う。

 

政党に所属するか否か

今現在の考え方としては「無所属で行こう」と思ってる。

政党の支援がなければ当選が覚束ないのであれば検討しなきゃいけないけど市議選レベルではそこまでは不要ではないかな。

メリットより

・政党の色が付く

・政策が縛られる

・選挙応援に駆り出される

ってデメリットの方が大きいと思う。

 

労組時代に選挙応援には散々駆り出されてるから電話作戦や自宅訪問とか慣れてはいるんだけどね。

もし応援したい候補者さんができれば選挙応援は喜んで行きます。

 

各政党への現在の立ち位置は下記の通り

・立民は糞だ。

・国民民主は好き。真面目な議員さんが多い印象。だけど急に党勢拡大すると以前の民主党みたくアホな議員が溢れて空中分解しそうだから地道に大きくなって欲しい。

・自民は若い頃は敵だと思ってたけど今は嫌いじゃない。でも偉そうなおっさん、パワハラが服着て歩いてるようなおっさんが多いのは頂けない。権威に紛れて利権の誘惑に負けてるおっさんも多いんじゃないかな。

・維新はよくわからん。政党として荒削りな印象。これからまとまって良くなるかもしれないし、政策が一致できなくて崩壊するかもしれないと思ってる。

・れいわやNHKには存在意義を感じない。国政選挙で馬鹿の受け皿として立民と一緒に票を奪い合って潰しあってて欲しい。

共産党は活動されてる個々人がピュアで良い人が多いのは理解してる。でも民主集中制とやらで偉大なる共産党のリーダー様に盲従する趣味はない。

 

 

自民党が各県でやってる?政治塾みたいのに参加して基礎知識を学んでみたいなとは少し考えてる。

 

政党に所属するとすれば

市議として活動する上で明確なメリットがあると感じた時かなぁ。

 

何故市議会議員になりたいのか(追記

昨日書いた「何故市議会議員になりたいか」に関して、「やっぱまだ上っ面だな、薄いなぁ」と感じたので追記。

書いた事は嘘じゃない、嘘じゃないけどもうちょい俺の本音があるんじゃねーか?
と、自分の内面を掘り下げてみると

「あ、俺このプランに酔ってんだ」
と思い至った。

きっと
「できるだけ大勢の人を巻き込んで、市議会の椅子をゲットする」
って勝手に思いついたミッションを完遂したいんだろな。

今も仕事する振りしながら
社用メールを打ってる体(テイ)で自分の携帯宛にメールを打ちながら(後で携帯から更新)
「例えば、どこに事務所を置けば見られて認識されやすいだろうか」
「幹線道路沿い?それとも繁華街?」
「前面はガラスでポスターが見えやすいところがいいよね」
「いや、市議程度で事務所置くもんなのか?」
とか戦術的な妄想が止まらない。

このミッションに取りつかれてるのが今現在の正直な俺なのかもしれん。

 

何故市会議員になりたいのか

これは考えた。ここしばらくこんな事ばかり考えてた。

「地域の子供達の未来のために!」「地域を活性化するために◯◯を実現します!」そんな事が一番に出てこなきゃいけないのかもしれない。

 

でも正味のとこ「喜ばれたい」んだろな。

労組時代「世話役活動」として、色んなプライベートに問題を抱える組合員(社員)を助ける活動をした。借金問題だったり病気や事故や毒親だったり。

こんな問題、プライベート過ぎて労組執行部で共有なんてできるはずもないから、執行委員長には報告だけして対応するのは書記長1人。

そんな本人がどうしようもなく行き詰まった問題を整理し、解決の道筋を一緒に探して上向きの方向性になった時に「ありがとう、助かった。」と言われた時の嬉しさかな。

困ってる人に親切を押し売りして喜ばれたい感謝されたい。

 

立候補するとすれば政策を..何か政策的なものをでっちあげなきゃいけないんだろうけれど、現実問題として縮小していく地方で新しい事を中途半端に耳触り良く打ち出すことには違和感と言うか薄っぺらさを感じる。

恐らく次々と発生するであろう各種問題に地に足を付けて問題を整理し、対応、解決していく。

そんな存在感のある地方議会でのプレイヤーになりたいなーと考える次第。